■ 序 ■
〜異なるを嘆く〜
○【序】
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○<住職のコメント> 歎異抄を初めて目にしたのは、十九年前、浄土真宗のお坊さんになろうとして、京都にある大谷専修学院という一年間の全寮制の専門学校に入ろうとしていた時だった。 親鸞の「し」の字も知らぬまま、とにかく読んでみたことを覚えている。 「念仏以外何も要らない」「善や悪なんか知らない」「私は地獄落ちだ」「悪人こそ救われる」「阿弥陀佛は私の為に願いを立てて下さった」等々、ビックリする言葉が並んでいる。何が何だかわからないけれど「親鸞ってすごいやつやなぁ」「こんな人が、この日本にいたんやなぁ」という感動がそこにあった。 |
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