○【歎異抄・承元の法難(念仏断圧)の記録】その2
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【住職による現代語訳】死罪を被った人々は、一に西意善綽坊、二に性願坊、三に住連坊、四に安楽坊、である。二位の法印殿の決定であった。 |
○<住職のコメント>瑞興寺所蔵掛軸 親鸞さんの考えを一番よく表現しているとされ、現代において、多くの人々の必読書となっている。この「歎異抄」の最後に「死罪の記録」が書き加えられている事には、本当に身の引き締まる思いがする。「浄土真宗の教えを、このシャバ世間において生きようとする事は、生易しいことではないぞ」と私達一人一人に厳しい覚悟をせまってくる。 |