○【後序】その1
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【住職による現代語訳】これまで述べてきた問題は、みな信心の中身が異なっていることから生じています。今は亡き親鸞聖人のお話にも次のようなことがありました。 |
○<住職のコメント>親鸞の浄土真宗の決定的な教えのひとつが表現されている。平等観と言うか『あらゆるいのちが水平に出会う』根拠がここにある。人はみな一人一人異なっている。それを単純に「同じだ」とか「平等だ」とか言ってしまうことは、間違っている。が、同時に、その異なるいのちがみなつながり合って、生まれ変わり、死にかわり、巡り巡る。アミダ(永遠・無限)なる『ひとついのち』を生きているのだと。 |