○【後序】その5
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【住職による現代語訳】親鸞聖人がしみじみ言われた事を、今また考えてみますと、それは善導大師の仰った、 |
○<住職のコメント>先日大阪市の公園局の職員と大喧嘩をしてしまった。顛末は次のようなものだ。お寺の山門の前の街路樹はの低い植え込みに本来は、ヒラドツツジが植えられていたが、何度も春に植えては、夏に枯らす内に、土に含まれていた根っこが芽を吹いていつの間にか笹が茂るようになっていた。僕は時々笹を刈り込んで姿を整えて『ウンこれでいいな』と一人悦に入っていたのだ。それが数日前突然刈り取られて土まで掘り返そうとショベルローダーまで用意されているではないか。僕はそれを見た途端「アホな事をするな、止めてくれ」と抗議した。彼らは「それでは『管理』ができない。予定に従ってヒラドツツジを植える」と言うではないか。それを聞いてキレてしまった僕は「管理ィッ〜!!毎年夏に枯らしといてその後もずっと枯木のままやぞっ、笹の方がナンボかマシや。管理もできんもんがエラそうに言うな!」と怒鳴ったのだ。それから十日、動きは無い。人間の『凡夫性』とか『善人の持つ問題性』とか、考えさせられる出来事だった。 |